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2008年8月25日月曜日

モバイルSEOにおけるキーワード対策

SEOにおいて最も重要なことはキーワード選定である。
SEO、リスティング広告においてキーワード選定とは骨格となる部分である。
その為には、モバイルユーザの年齢層・趣味・リテラシーなどを理解しなければならない。
その際重要になるのはモバイルユーザのリテラシーを配慮したキーワード選定だ。
モバイル検索ではワンワード検索が主流になっていることはご存知だろうか?
モバイルユーザは若年層が多いのが原因で情報よりも娯楽を求める傾向にある。
また、情報を絞り込むという行為に慣れていない。
下記のfroute社の2007年検索ワードランキングを見ていただくと分かると思うが、
一般のモバイルユーザは情報よりも娯楽性を求めていることがお分かり頂けると思う。

1位 脳内メーカー
2位 顔ちぇき
3位 花より男子
4位 体内メーカー
5位 恋空
6位 2ちゃんねる
7位 都市伝説
8位 モテちゃった占い
9位 あいのり
10位 花ざかりの君たちへ
11位 着うた
12位 オカザイル
13位 アクエリオン
14位 小説
15位 受け攻め度チェック
16位 905i
17位 顔モード
18位 有閑倶楽部
19位 モテミング
20位 声ちぇき

しかしながら、検索エンジンの精度の向上や、各企業のモバイルサイトの見直し、更にモバイルユーザのスキル向上によりモバイル検索が常識になってくれば、ワンワードだけでなく、2ワード以上の対策をすることは必須だろう。

ビックキーワード・スモールキーワードという言葉を聞いたことあるだろうか?
「ビックキーワード」とは、多くの利用者が検索する検索語(キーワード)のことである。
ビッグワードで検索結果の上位に表示されることによって、多大なアクセス数の向上が望まれるが、ビッグワードは一般的な単語であることが多いため、利用者のニーズが絞り込まれていないことも多く、売上等に直接結びつかないことも多い。

「スモールキーワード」とは、ビッグワードの逆で「あまり検索されないキーワード」である。
例えば「着メロ」がビックワードならば、アーティスト名や曲名などがスモールキーワードと言える。
その為、多くのアクセス数を集めることには向いていませんが、特定の層の利用者が入力する具体的なキーワードが高いため、ビッグワードで検索してアクセスするユーザよりもコンバージョン率は高いといえる。
また、検索数も少ないので競合も少ない。

前項でも書いたとおり、モバイルユーザはワンワード検索が圧倒的に多い。
キーワードが限られてくるので自ずとビックワードの重要性が高くなってしまう。
かといってコンバージョン率の高いスモールワードを切り離してしまうわけにはいきません。
そこで弊社が提案するのは、TOPページをビックワードで対策し、他のページをスモールワードで対策していく手法である。
かつ、全てのページがサイトの入り口(TOPページ)となるようなサイトが望まれる。

分かりやすい例で言うとamazonがその代表格である。
ユーザーの動向を研究し、いかに効果的なスモールワードを見つけられるかが最も重要なキーワード対策の根幹なのである。

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